フォーマルバッグとは、
正装用のバッグのことを指し、
慶事と弔辞でそれぞれ選び方の基準が違います。
高級ブランドのお洒落なバッグでも、
TPOに合っていなければ、全体の印象が悪くなるだけでなく、
場所によってはマナー違反になってしまいます。
そこで今回、フォーマルバッグの選び方を、
結婚式、入学式、葬式ごとにご紹介します。
フォーマルバッグの選び方
同じフォーマルバッグでも、
全体のデザイン、色、金属パーツの種類など、
出席する場によって違いがあります。
また、大きすぎても小さすぎてもいけません。
結婚式
まず、デザインや色ついては、
実際のドレスと合わせてみることが重要です。
結婚式での人気の色は、黒、シルバー、ゴールド系で、
基本的に、黒はどのドレスにも合います。
華やかな雰囲気を演出したいのであれば、
シルバー、ゴールド系がおすすめです。
大きさについては、
なるべくコンパクトなものがおすすめですが、
必要最低限のものが入る容量を確認しておきましょう。
財布、携帯電話、化粧品、ティッシュやハンカチ
などが入る大きさは必要でしょう。
ドレス購入時にバッグも一緒に合わせてみて
選ぶことをおすすめします。
入学式
デザインと色については、
派手すぎず、落ち着いた感じのものがおすすめです。
形や素材については、
ふたの閉まるタイプがフォーマルな場には適しており、
上品にまとまりやすい革製品がおすすめです。
トートやボストンタイプ、
ナイロン素材のものは避けた方がよいでしょう。
色について、決まりはありませんが、
スーツと同系色か春らしい華やかな色のものが好まれます。
式典では、狭いスペースに座ることが多いので、
コンパクトなものを選ぶようにしましょう。
葬式
マナー上、最も注意する点は金具で、
表面が黒く加工してあるものを選びましょう。
シルバーやゴールドなど、光っているものはNGで、
ロゴマークの金具が目立つものも避けてください。
バッグの色とデザインについては、
つやの無い黒無地になります。
また、革製品は殺生を連想させることから、
縁起がよくないとされています。
葬儀用として販売されているバッグは、
黒無地の布で作られているものが一般的です。
まとめ
いかがだったでしょう?
同じフォーマルバッグでも、
慶事用と弔辞用では、デザイン、色、金具、素材などが
大きく違います。
機能面でもシーンごとに使い分けた方が便利なので、
慶事用、弔辞用ごとに分けて購入することをおすすめします。

かわも

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